今夜、メランコリックにつき。

アラサーのアンニュイな日常。

レッツ教習!アラサー!教習所マジックという言葉を知る。

こんばんは。おかめ です。

今週も教習。楽しく教習。

私は真面目そうな若いA教官がお気に入り。

「あたればいいな~あたればいいな~」

なんて思いながら、配車手続きをし、別教官にあたったときのガッカリ感。

いや…悪くはない…べつに悪くはない…

みなさん、とても優しく分かりやすく教えてくださり、感動でした。

しかも、久々の担当教官。二カ月ぶりぐらい。笑

「見捨てられたのかと思いましたよ」

なんて言うと

「そんなことやめてください。笑

 大型やけん引とかもやっているので、どうしても…」

「大丈夫ですよ!その代り、空いてる時は優先して担当してくださいよ~」

とお話。

そんな感じで路上はもう5回やった。

一回だけ路駐の車を避けるのが怖くて焦ってしまい、

アクセルとブレーキ間違えて、冷や汗かいたけど

その時の担当の教官がすごく温和で優しくて

「ん~大丈夫大丈夫。これ止めるのも僕らの仕事だからね。

 よけようとした判断は正しいですし、次からは焦らずいきましょう。

 焦ってもいいことないですからね~
 さぁ~ここからは停車駐車してる車、全部よけちゃいましょう!」

なんていいながら…終えたのです。

「次からは、車線変更、障害物をよける事はできることとみなして

 路上に出ますのでそのつもりでよろしくね~」

と笑顔でいわれ、かたまりました。

 

で、本題。教習所マジック。

なんだか、教習所に通う人は教官に恋をしちゃうことが多々あるのだとか。

この『◎◎マジック』っていろいろありますよね。

はっぴ姿に惚れちゃう『祭りマジック』

制服姿に惚れちゃう『制服マジック』

びしっとした姿に惚れちゃう『スーツマジック』

ウインタースポーツといえば『ゲレンデマジック』

等々。

世の中マジックにかかって始まる恋もたくさん。

そのなかでも私が今通っている教習所にも『マジック』が存在するらしい。

S字L字について調べていたところ、でくわしたこの『教習所マジック』

どうやら、技能を受けるにあたってのドキドキが恋のドキドキと錯覚。

いわゆる吊り橋効果的な感じになるのだと。

あと、やっぱり運転できない生徒からすると、運転を余裕でしちゃう教官は

なんだかすごいかっこよく見える…らしいです。

 

私、アラサーだからさ…

もう、たくさんの助手席にのってきたからさ…

もう今更ドキドキなんてしないと思ったら大間違い!!!!

A教官の手、好き!!!好き!!!と、

A教官が車を移動させる時に助手席で見ているのですが、ぐっときました。

いいね。いいね!!!(興奮

 

まぁ、教習所に楽しみを見出すのもアリと思います。

やはり異性関係はなんだかんだでやる気をアップさせますからね。

と思いながら、私も教習所マジックの仲間入りか?!とウキウキ。
(マジックにかかってみたいだけなので自らかかっていくスタイル)

 

でも、まわりの若い女子ははるかにすごいマジックにかかっていた。

というか実在した。

教習所マジックにかかてる人…ほんとにいるんですねそんな人…

 

それは学科の時

授業開始の少し前、私の席の後ろに二人の若い女の子。

「なんかさ~あの人について悪い噂きいてさ~」

「えーまじで。やばっ。どんな話?」

「えーほんときつい感じ~やば~みたいな」

(やばいばっかりで全然内容入ってこないんですが…)

「うそ~きになる~」

「さっきも下いててさ~」

「いてたいてた~で、なに~」

「ちょっとここではアレやから、またあとで」

(え…気になる!!気になる!!今はなしてくれー!!!)

 

と、教習所マジックのにほひになぜか私までソワソワする。笑

学科は顔見知りの教官。

技能では担当になったことないけど、わりと好感の教官。

好き。

 

一回目の学科が終わり、そのまま続けて受ける人がほとんど。

私も同じく。

休憩中、担当のおじさん教官としゃべりながら、

A教官が教え子と車に乗っていく姿を見届ける。笑

 

二時間目の学科が始まるので教室に入る。

後ろの女子二人も戻ってきた。

学科担当の教官と原簿集める教官とが教室に来たとき

後ろの女子がざわついた。

「ちょっまじヤバッ」

「あはっ!まじやん!」

「えっやばっやばっ!授業するとかない?!」

「それ一番やばいやつ!」

なるほど。相手はあいつか…あの若手教官か…

「なんか、あいつ、わりと手を出すのが早くて

 ◎◎が言ってたけど、最初は会いたいからっておいでって

 でも、酒飲んでヤったら、もう帰って~もういいわ~みたいな」

「えーやばー最低なやつ」

「そう~悩む~」

「でも、捨てられるんやろ?」

「わからんやん?◎◎やから捨てられた可能性もあるし」

「確かに~」

「あーまじ病気」

「なんの病気よ(笑」

「あー好き。まじかっこいい」

 

好きなんかい。笑

 

心の中でいろいろつっこみいれてた。

この子めっちゃ惚れてる…

え?あれが?あれがいいの?

もう、みるからにヤリ◎ンっぽいあれがいいの?

ええ??かっこいいの?

え~~~かっこよくはないよ~

でも18ぐらいで、あの年齢ぐらいの年上の男の人が運転見せてくれたり

ややエスっ気見せながら教えてきたら、好きになるか~。

私はもう鼻からNG出したいぐらいなタイプですけど。

 

なんて思ってたら、学科はとっくにはじまり

満面の笑みで教官が「じゃぁ、おかめさん♪ごめんね、あてるけど、こたえてね♪」

つって、さしてきました。

 

学科が終わり、片付けをしていると、後ろの女子が

「今から車?」

「うん。二時間」

「次誰?先生」

「またA先生」

「あーおもしろいよね~A先生」

ま、ま、ま、まじか…うらやましいうらやましすぎるぞギャルよ…

またA先生って、その口ぶりはさっきも受けてたな!

ちくしょー!!!!!せめて私の名刺をA先生に渡してくれ~~~

 

 

学科後、そのまま30分程時間をつぶすため休憩所に行ったら

A先生とさっきのギャルが楽しそうに車に向かって乗ってる姿を見かけて

ちくしょー羨ましいじゃないか!!!

と思いながら、珈琲を飲んでいた。

悲しい。

そして私は事務所に行き受付のお兄さんに

「すみません。指名したいんですけど」

って声をかけた。

そしたら、慌てながら、別の人を呼びに行った。

担当のおじさん教官だった。笑

「あ、前相談させてもらった指名…」

「あぁ。どうぞどうぞ~。3名ぐらいまでかけるよ~」

「◎◎教官(担当のおじさん教官)は指名しなくても担当だから

 第一優先なんですよね?

 ◎◎教官以外をかいた方がいいってことですよね?」

「そうですね。僕はことりのちゃんの担当だから

 大型や検定とかかぶってない限り、優先的につくけど

 やっぱり毎回は厳しいから、ここの第一希望にかいてくれた教官が

 ほぼ優先される感じになるかな」

「そうですか。わかりました。

 じゃ~A教官で」

「A教官」

「A教官、◎◎教官とよくお喋りするって言ってたんで。

 なんか私の技能の事とかも話したよって教えてくれて」

「あぁ。そうですね。A君とはわりと仲良くしてもらっていて

 おかめさんの検定結果とか、他の技能の様子とかも

 話したりしますよ」

「じゃぁA教官で」

 

そう。私はとうとうA教官を指名までしてしまったんです…。

 

 

そんなこんなで

教習所には『教習所マジック』にかかっている生徒が多数いるらしい。

出会いを求める人にはなかなかいい仕事なんじゃないかと思うけど

指導員になるのは、そう簡単なことじゃないみたいなので

安易な気持ちでなれるものではないということで…。

 

教官の方々も、この女子の噂の拡散力をバカにしちゃあかんね~。

教習所ってわりと地元で通う人が多いから、

生徒同士が繋がってたりもするからね。

下手に遊びで手を出したりすると、それが瞬く間に広がって

大丈夫と思ってる在校生や担当してる生徒にも、噂がいってるかもしれないし。

今は簡単にSNSにあげられちゃうからね!

そういうのをあげる子、あげない子、って女の子のみきわめが教官には必要ね!

 

 

レッツ教習!アラサー!教習も恋愛も頑張ります!