今夜、メランコリックにつき。

アラサーのアンニュイな日常。

ネタバレ◆ABZUを考察

こんばんは~
おかめです。
いろいろ書きたいことがあるんですけど
今一番私の頭の中を占めてることが、『ABZU考察』風ノ旅ビト考察』なので
とりあえず一つずつクリアしていこうと想います!
ってことで今回は『ABZU考察』
美しくも恐怖と神秘で溢れた海冒険ゲーム!
鮮やかな色彩と音楽で魅せる癒しのゲームです。
すでに簡単なゲームレポは記事があがってますので興味があるかたはぜひお読みくださいね~♪

kotorino.hateblo.jp

 

 
ってことで今回は考察!
お友達のプレイを見届けるとかしながら、なんやかんやで5周ぐらい。
でも、ほとんど何も考えずにプレイをして

マナティーかわえぇぇぇぇ!!!!!!

きゅーきゅーいうてるーーー!!!!!!!

ってのが、感想みたいになるんですけど
そんな私ですらなかなか考えたくなるゲーム。その名もABZUです。

もうゲームの内容うんぬんはおいといて
このゲームは、台詞・解説一切なし というのが、さらにプレイ側の想像を駆り立てる。
友達のプレイを見ながら感想を聞いても、内容はサマザマ。
う~ん人の感性って面白い。
このゲームをしてて出てくる疑問といえば

◆この主人公はなにもの?ひと?ろぼっと?宇宙人?
◆逆三角形のアイツはなんなの…なんで狙ってくるの…

ってのが大きく私はあったんですね。
それはエリア移動の際にある壁画にもヒントが散りばめられていたのですが
それを目の当たりにするのは、クジラの大群と共に深海に向かったとき。

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そして深海で、逆三角形の危険を感じさせる浮遊物と遭遇し、
そのエリアを脱出するとき。(画像なしです)
その後、脱出し、サメが逆三角形の爆発によりソレの下敷きになり救出したその後に待ち受けていたエリア。

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ココでこの物語の展開が大きく変わりますよね。
海の中に存在する人工的な機械。
ずっと進んでいくと、なにやら製造されている場所。

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よく見ると、最初から一緒に行動をしていたミニロボットのような子。
主人公が発する音に返事をしてくれる可愛い子でしたよね!
どうやらキュートだったこの子達はココで作られていたようです。
さらに進むと

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次にやってきたのは、逆三角形の浮遊物。
主人公が近づくとその距離に反応し、爆発をします。
そしてさらにすすむと

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ここで一つの映像が映し出されます。
それは最初に製造されていた、ミニロボットの映像。
真ん中には青い球体が存在します。
次いで映し出されたのは、逆三角形の映像。
こちらも真ん中には青い球体が存在しているようです。
そして最後に映し出されたのは、まるで主人公と瓜二つな人型のシルエット。
これも同じく真ん中・胸あたりに青い球体があるようです。

ここで予想するのは、
ミニロボット、逆三角形の爆発物、主人公に似たヒトガタはこの場で製造されており
それらの原動力はそれぞれの中心に埋め込まれている青い球体
というものでした。
が、それもなんか違うなぁと…ということでボツ。

ただ、主人公のからだは、一見ウェットスーツのようですが
背中・腕・脚なんかに、逆三角形のマークがついています。
そのことからも、逆三角形の爆発物は敵対の関係ではなかったのかなぁと予測しています。

ゲーム上のいたるところで見られる壁画には
主人公の祖先もしくは仲間と想われるヒトガタが多く描かれており
そこから考えると、海底で作り上げられてきた滅びた文明は、
祖先であるヒトガタ達の手により生まれ、
文明が栄えていくことで三角の爆発物やミニロボットも彼らの手により作られたものなのかもしれません。
元は胸にある青い球体である命の原動力のようなものは、ヒトガタの彼らにしかなく
さらに文明を繁栄させる為、その命の原動力を使いミニロボたちを作っていた…
あれだけ多くのミニロボットや逆三角形が製造されているのですから
何かしら用途があるわけで、それはとても平和的なものへの利用とは思えません。
しかも数からして、多数に対応するのも想定できます。
ということから、それらは、ヒトガタ同士が対立しあい、いわゆる戦争のための兵器だったのかなと。

上で仮定したことはつっこみどころが満載とは想いますが
仮に、仮定したように、ミニロボや爆発物をヒトガタが製造していた元だったとしたら、なぜ主人公は逆三角形に狙われたのか。
・文明の発展時、いわゆる戦争がおき、逆三角形を扱うヒトガタ側ではないヒトガワの子孫にあたるから(逆三角形の敵側)
 しかしこれは、主人公のからだに逆三角形マークがあることからナシですよね…
ってことで
・そういう宿命だから

ってことになりますね!!

このゲームは神話をベースにしたお話なんですよね。
シュメール神話でしたっけ。
地底に存在する淡水の海…
英語のabyssは深淵を意味するようです。

深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ

という名言をのこしたのは、ニーチェですが、まさにこの主人公は、その深淵に美しい真水を生み出す力を持つ特別な存在のように思えます。
ということは、きっと、主人公は文明により傾きかけていた生命のバランスや自然界のバランスを復活させるとてつもない重い宿命を背負った子に選ばれてしまったのかもしれません…。

ストーリーも後半、サメが命を落とし、美しい神殿に到着し
初めて主人公が陸にあがってその足で立ったとき
その姿は、ボロボロで、真ん中の赤い逆三角だけがやけに目立つ印象です。

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これは、この主人公の命の危うさを示しているものなのか
それとも、サメの突撃によりダメージを受けたであろう大逆三角形の建物の影響で、この青い生命体を原動力にしていたすべてのものの力が弱まっているということなのか。
主人公のからだはボロボロですが、想っているよりも元気です。

その後、サメをよみがえらし、主人公自身もからだがきれいになります。

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かなり見づらい参考画像ではありますが(笑)
からだがボロボロになるまでは、背中や腕・脚に逆三角形のシンボルが入っていましたが、からだが復活してからはそれが存在しません。
この後、サメと共に、各エリアの逆三角形を破壊しますが、かつてのように爆発でダメージを受けることはありません。
そこから考えると、やっぱり、あのミニロボも逆三角形の爆発物も、主人公の胸にあった青い球体の存在に反応していたのかなぁと考えてしまいますよね…。

かつて祖先たちが作り上げた文明、それにより生まれた兵器達。
その兵器の暴走により滅びた祖先たち。
失われていく海や自然、命。
そこに現れた主人公は、それらを復活させるべく旅をする。
しかし、兵器達の原動力である青い球体は、主人公の生命の原動力でもある。
主人公のもつその大きな原動力を恐れた兵器達は、主人公から原動力を奪う事を目的とした…
しかし、主人公がその青い球体・自分の力を使い、最後サメを蘇らせるという目的を達成したと同時に、青い球体はサメのみならず、主人公も蘇らせた。
そして主人公はマリオでいうスター状態になった。
兵器達は力もおとろえ、もう原動力をもっていない主人公は兵器達の攻撃を受けることもなく、スター状態で破壊していく。
次々に破壊し、兵器を抱いていた海たちから脅威が取り除かれ、命が再び生まれだす…
傾いていたバランスを整えることで、共存という道を見つける…。

的な感じかな~と。

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これだけ自分の好きなように考察をしても、まだ分からないこと多いですけど
ざっくりとそんな感じかなーと。

この逆三角形は、先祖の頃・古くから伝わるシンボル的なものだったんでしょうか。
それも神話なんかを調べたら元ネタが出てくるのでしょうか…
私は神話は一切分からず、そこまで調べる気もないので
ただ好きなように想ったまま感じたままわー!!っと言って終えようと想います!
正解を探してもないですし、求めてもないですし、
自分の中で見つけたABZUの世界観が、コレだったという感じです。

真相はどうであれ、こうやってプレイヤーがいろんな考えをもち
あーだこーだと感想や考えを言い合えることも含めて
このABZUの魅力なんだなぁと感じたおかめです!!!

そろそろ眠いので、これにて終了です。

お付き合いいただきありがとうございました!


おかめ